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億万長者の幸福論 観念をふっとばせ!

35歳までに1億円


●35歳までに1億円


 お金は、ないよりあるほうがいいに決まっている。

 ところが、日本の家庭や学校では、「お金は汚い」「お金の価値は低い」と、ことあるごとに教えているから、お金に強い人間はめったに育たない。

 たとえば、アメリカと違い、日本には億万長者になろうというサラリーマンはまずいない。サラリーマンは億万長者になれないのだと、潜在意識がすっかり思い込んでいる。

 しかし私にいわせれば、サラリーマンで35歳になっても、1億円の資産すら持てずにいるのは、社会的知性がよほど低い証拠である。

 普通の人間なら15年も働けば、最低でも1億は貯められる。つまり1億円貯めるということは、それほど簡単だということだ。

 そのためには、何歳までにどれだけ貯めるかという、具体的な目標設定が大事になる。

 「金持ちになりたい」というような、曖昧な願望なら持たないほうがいい。願いがかなわなかったという悪いデータがまたひとつ増えるだけだ。

 願望は明確な目標として設定されてこそ、モチベーションを高め、潜在能力を引き出す力になる。私たちを目指すところへ引き寄せる磁石のようなモチベーションになるのだ。

 新入社員であれば、30歳までに1000万円を貯めれるかどうかが、ひとつの別れ道になるだろう。

 なぜなら1000万円を越すと、お金に対する知性が急に出てくる。

 貯まった1000万円をどう運用するかという方向に、脳が動き出す。
また、それぐらいの額がなければ、まとまった運用はできないシステムになっている。

 じつは人間の一生の中で、20代ほどラクして貯められる時期はないのだ。この年代は、いくらでも恥をかくことが許される。ケチに徹することができる。

 20代で1000万円貯めた人間は、30代で「殖やすことを考える脳」になる。

 1000万円貯めたら、貯めただけでは終わらない。


 スーパーコンピュータは、それをどのように運用しようかと具体的に考え始める。



                           西田文朗


面白いほど成功するツキの大原則




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